日本は天皇誕生日である12月23日を祝日に定め、毎年12月に各国の在外公館でこれを祝う行事を開いている。
天皇誕生日記念行事は8日午後5時30分ごろから始まったが、一部市民は午後4時前に同ホテルの正面玄関をふさぐように立ちはだかった。
会場のホテル前に集まった市民らはプラカードを持って抗議するなどしたが、警察が市民を阻止しようとして衝突が起こる場面もあった。
市民らは「倭王(天皇)の誕生日は、日本でしろ」「時期が時期なのになぜ今、誕生パーティーをするのか」と天皇誕生日記念行事の開催に憤りを見せ、大声を上げた。
同日午後5時ごろ、黒い車が列を成してホテルの敷地内に入っていったが、この時突然、男性が1人、進入する車両を止めようと飛び入った。
この天皇誕生日記念行事には約3000人が招待され、600人が出席したとのことだ。

世界のどの国も、その国にとってもっとも記念すべき大切な日として「ナショナル・デー」を定め、各国の在外公館は年に1度、その国の要人を招いてナショナル・デーを祝う盛大な式典を開催しています。日本は今上陛下ご生誕日の12月23日をナショナル・デーとし、世界各地にある公館で「天皇陛下御誕生日祝賀レセプション」を開催しています。
ナショナル・デー(英: National Day)または国家の日(こっかのひ)とは、ある国が、その国にとって最も記念すべき日として定めた記念日である。

なお、これに類する在外公館のイベントは7月1日前後には、防衛駐在官を配置している日本国外の大使館などで、現地の軍人や国防関係者を招いてのレセプションなどが開かれている